日曜日, 8月 06, 2006

SOS団トークショー

これまででもっとも難易度の高かった「SOS団トークショー」が本日(2006/8/5)開催されました。さまざまなコネクションや情報筋から得られた情報を元にレポをお届けしたいと思います。
会場はとらのあな秋葉原店。このイベントは、同本店のオープニングイベントとして開催されたものです。このトークショー以外にもいろいろとイベントが開催されていたようで、開店前からかなりの人出だったようです。



トークショーは完全抽選&参加者100名というものだったので、開場前の混乱もなくとてもスムーズに開場入りできたようです。ある意味座席指定なので慌てる必要もないので、これからの綾さん絡みのイベントは、この体裁となっていくのではないかと予想。混乱や周囲への影響は無いものの、難易度が非常に高くなったのは、少々厳しいかも。
さて、本題に戻して、すんなりとイベント開始。相変わらずラン○○スのS氏が司会進行で、いよいよSOS団の入場です。


恒例のファッションチェックですが、情報筋の偏った情報によると、綾さんは黒のタンクトップTシャツ(スパンコールの柄入り)にジーンズのミニスカートという、ある意味イベントでは定番のスタイル。で、ヘアスタイルは、例の前髪を横分けにしたバージョン。他の団員は...no data。その内とらのレポで写真とかUPされると思うので、そっちで確認してね。
肝心のトークショーの内容ですが、


  • 団員の挨拶

  • バック・トゥー・ザ・ハルヒ

  • 自分のキャラクタのお絵描き

  • 参加者のアンケートトーク

  • 「涼宮ハルヒの憂鬱」と出会った感想&ファンへのメッセージ


といったもの。


それでは早速「バック・トゥ・ザ・ハルヒ」からレポと行きましょう。

▼涼宮ハルヒという作品との出会い


  • 綾さん


    • 話が来たのは年の暮れ。

    • 本屋で作品が並んでいるのを見て面白そうだと思った。

    • ハルヒに決まって嬉しかった。


  • みのりん


    • 原作は役が決まってから読んだ。

    • 長門のキャスティングには驚いた。

    • 長門を演じるのは荒波を乗り越えるくらい大きな出来事。


  • ゴトゥーザ様


    • 役が決まった後に本屋に探しに行ったが、コーナーがある位の人気作品だと改めて痛感した。

    • 原作は、その当時に出版されているものを2日で全部読んだ。




▼初めてキャラクタの声を発した時


  • 綾さん


    • 最初に3人で合わせたのは、SOS団ラジオ支部の第1回。

    • 意外とできてるじゃん。

    • 最初みくるちゃんをいじめるシーンは遠慮しがちだった。

    • 回が進むにつれアドリブも入れられるようになった。


  • みのりん


    • すごいイメージして練習した。

    • 練習通りの声で大丈夫だといわれて安心した。


  • ゴトゥーザ様


    • 第1回の収録前に(恋のミクル伝説の)レコーディングがあった。

    • その時のレコーディングで初めて大絶賛された。

    • 2、3回歌っただけで1時間掛からずにレコーディング終了。




▼アフレコの裏話


  • 綾さん


    • 男2人がすごいしでかしていた。

    • 休憩時間に暴走する男2人をゴトゥーザ様が「どぅどぅどぅ」と(窘めていた)。

    • みくる(大)登場時、突っ込み役不在となったため、男2人は野放し状態だった。

    • 串刺しにされたお饅頭は私のだったのに...

    • アフレコの後に踊りだす小野さん。で教えてもらって一緒に踊っていた。



  • みのりん


    • 有希と朝倉が戦うシーンの時、差し入れでお饅頭があった。

    • お饅頭に割り箸を串刺しにした(←男2人の仕業)ものを持たされて写メを撮られた。


  • ゴトゥーザ様


    • 男2人のアドリブはOKとNGのぎりぎりのライン。

    • 現場は学生の教室のようだった。

    • 2、3回歌っただけで1時間掛からずにレコーディング終了。

    • 1話はイタい感じで演じるように言われた。




▼小野・杉田のエピソード


  • 綾さん


    • 杉田さんはいろんな(面白)画像を送ってきた。


  • ゴトゥーザ様


    • 人権を考えると(エピソードを)言って良いのか悪いのか分からない。




▼他のキャラクタの印象


  • 綾さん


    • コンピュータ研の部長があてたカマドウマの声は気持ち悪かった。


  • みのりん


    • 朝倉は普段清楚だけど笑顔で(長門と)戦うのはすごく怖かった。


  • ゴトゥーザ様


    • (桑谷)夏子さんが「出演3回目で死んじゃったよ」。

    • (松岡)由貴さんが「コンピュータ研の部長より出てない」。

    • (朝倉、鶴屋は)インパクトの強いキャラだっただけにもっと出て欲しかった。

    • 鶴屋さんの語尾は可愛い。




▼自分がSOS団いたら何をする?


  • 綾さん


    • 昔(小学校の時)SOS団(ミステリーなんたらというグループ)を作っていた。

    • マンションの貯水タンク(の下の小部屋)の中に秘密基地を作った。


  • みのりん


    • 秘密基地を作った。

    • (カメドックって分かる?と振られて)紙コップ?。


  • ゴトゥーザ様


    • (私も)秘密基地を他人の家の敷地内に作ったが、すぐ見つかって壊された。

    • 光GENJIの真似をしてローラースケート場に自転車で片道1時間半かけて隔日で通った。

    • グループ名はGENJI光。

    • 自転車での移動が楽しくなり、同じグループのメンバでGENJI光と同時結成。

    • グループ名はカメドック。(←元ネタは分かるよね?)




▼ハレ晴レユカイがオリコン5位になって変わったこと


  • 綾さん


    • あんまり変わらない気がする。

    • 徐々に大きくなってゆくCDショップのハルヒコーナーを度々写メで撮っていた。


  • みのりん


    • あまり連絡を取っていない友達から連絡が来た。

    • 実家の近くのCDショップでハルヒのコーナーと茅原実里のコーナーができていた。


  • ゴトゥーザ様


    • みのりんのマネージャがその日一番やさしい笑顔で笑ってくれた。

    • 親にオリコンの意味を理解してもらえなかった。

    • いつか親にハレ晴レユカイを聞かせてあげたい。

    • 事務所に行くと「来たっ、オリコンアーティスト」、アニメロの後は「武道館アーティスト」と呼ばれる。




▼アニメロについて


  • 綾さん


    • 振り付けは3人のスケジュールが合わず、最後から2番目のリハで初めて3人揃った。

    • 踊りの絵コンテは厚さにして5センチ程。

    • 最初筋肉痛が2日後に出ていたが、練習しているうちに翌日や直後に筋肉痛になって若返った。

    • 出演当日、みのりんがとても集中してiPodを聞きながら独り言を呟いていた。

    • 本番直前、ポップアップの上で観客に見えないようにするために変な格好でスタンバイしていた。

    • 本番では片足飛びで移動する時に転びそうになったが、なんとか立て直すことができた。

    • (本番の衣装を着ていると)お腹が痒かった。


  • みのりん


    • 分からない振りをビデオで練習しようとしたが、綾さんの動きが早すぎて参考にならなかった。

    • ゴトゥーザ様は踊りを覚えるのが早くてびっくりした。

    • ハレハレの後ダンスに目覚めてヒップホップを始めたが、初日でぎっくり腰になりかけて整骨院へ行った。

    • 動きを止めると体が固まってしまいそうだったので、本番までずっと動き続けていた。

    • ポップアップのスピードが意外と速くてびっくりした。

    • 久しぶりにきらびやかな衣装を着た。


  • ゴトゥーザ様


    • 3人揃うまでは、綾さん、みのりんが踊っているビデオを見て練習していた。

    • 親にオリコンの意味を理解してもらえなかった。

    • いつか親にハレ晴レユカイを聞かせてあげたい。

    • 体も痛かったけど(普段使わない脳を使ったので)頭も痛かった。

    • 武道館は人力で動いている。

    • 3角形のフォーメーションは意外と大変。




▼キャラソンについて


  • 綾さん


    • 挿入歌でハルヒのロックを分かってもらったので、楽しいポップロックにしようということで曲が選ばれた。

    • レコーディングの前の仕事が炎天下だったので、軽い脱水症状のままレコーディングに臨んみ、最後力尽くくらい力を注ぎ込んだ。


  • みのりん


    • 曲と歌詞を照らし合わせることで有希のイメージがつかめた。

    • 歌自体は有希の無感情を表現しつつ、弦楽器を多用して感情の部分を表現している。

    • 音のレコーディングを見学をした時感動して鳥肌が立った。


  • ゴトゥーザ様


    • ディレクターが非常にこだわった作品。

    • レコーディング中にメロディーや歌詞を変えた。

    • いつか親にハレ晴レユカイを聞かせてあげたい。

    • とあるラーメン店で食事をしている時、自分のキャラソンが流れて思わず吹いた。




次に「お絵描きタイム」

3人それぞれが自分のキャラクタを色紙に描くというコーナー。コーナーの紹介の後すかさず見本となる絵がないか会場中を見回す3人。目の前の机の下に貼ってあるポスターが裏から見えることを発見したゴトゥーザ様。机の下を覗き込みながら着々と仕上げていった模様。綾さんは終始悲鳴をあげながらハルヒを書き上げていたとのこと。みのりんは有希らしく淡々と。


ゴトゥーザ様の出来は噂通り、目を見張るものだったそうだ。


このお絵描き色紙はそれぞれサインをつけて、観客にプレゼントされたようです


で、アンケートトーク


▼他の出演者の印象


  • 綾さん


    • 顔合わせの会場に最初に来ていたみのりんは、とてもしっかりしていて安心して任せられると思った。

    • 前の作品ではゴトゥーザ様を愛している男の子役だったが、今回は苛める役なんだ。

    • 最初ゴトゥーザ様がツッコミキャラではなく、ほんわかしたお姉さんだと思っていた。


  • みのりん


    • 2人とも控えめな感じでツッコミキャラがいないと思い、自分がツッコミ役になろうと思った。

    • 今では綾さんはしっかり者、ゴトゥーザ様はツッコミ者。

    • 長門を演じるのは荒波を乗り越えるくらい大きな出来事。


  • ゴトゥーザ様


    • 2人とも可愛らしくてほんわかして、しっかりしているけど天然ボケかも。

    • ツッコミ役を3人で選んだ場合、消去法で私。これでツッコミ役になることを決心した。




▼なりたいキャラは


  • 綾さん


    • 朝比奈みくる。

    • 巨乳だから。


  • みのりん


    • 朝比奈みくる。

    • 女の子としてあまりにもラブリーなので。


  • ゴトゥーザ様


    • ハルヒ。

    • 好きなことをやれて周りがついてくる。




▼自分がハルヒならこの世界はどうなっているか


  • 綾さん


    • すごく偏った世界。

    • 不思議なことだらけで何が不思議なのか分からない世界。


  • みのりん


    • あまり進化しない世界。

    • ずっと縄文時代のまま。


  • ゴトゥーザ様


    • 大人の人にこそ夏休みをいっぱいくれる世界。




▼キャラに似てきたところ


  • 綾さん


    • 口癖がうつって「ぜんぜん」を良く使うようになった。


  • みのりん


    • アフレコで2人が楽しくやり取りしているのを離れたところで見ていることが多かったので、幸せそうな人たちを遠めに見ていると幸せを感じるようになった。


  • ゴトゥーザ様


    • 注意力が散漫になった。

    • 地図を見ながら町を歩いていて、電柱に激突。口から血を流しながら仕事先へ。

    • 綾さんのアフレコ姿が段々ハルヒに似てきた。




▼一番好きな話数は


  • 綾さん


    • 12話。

    • 「この回でハルヒのキャラクタが決まる」と言われていて、ずっと緊張していた。

    • ハルヒが今までに無い自分に気付く回なのですごく気をつけて演じた。


  • みのりん


    • 涼宮ハルヒの憂鬱IV。

    • 串刺しになりながらもキョンを守る有希はかっこいい。

    • 有希はキョンが好きなのではないかと思えるシーンでキュンとした。


  • ゴトゥーザ様


    • 涼宮ハルヒの憂鬱IV。

    • みくる(大)の本心、実は切なかったのでは、キョンのことが好きだったのでは、と思ったし、それでも別れ際に「私とあまり仲良くしないで」と言って去ってゆくのはすごく切なく思わずホロリ。




▼ゴトゥーザ様は新人と(主に格闘で)戦ったら勝つ自身はあるか


  • 綾さん


    • 古泉より強いと思う。


  • ゴトゥーザ様


    • 総合ルールであれば(勝つ自信があります)。

    • 古泉には勝てそう。




最後に「涼宮ハルヒの憂鬱」と出会った感想&ファンへのメッセージ


  • 綾さん


    • 作品に関わる人全てすごい人達が集まった。

    • ハルヒの世界はこの世の中に普通に存在していると思えるくらい、面白いと思えることが増えた。

    • 自分の代表作として自信が沸いてきた。


  • みのりん


    • この作品に関わる事が出来て幸せで恵まれているという気持ちでいっぱい。

    • (共演の)2人と出会えたのも大きな事。綾さん、ゴトゥーザ様の役作り、役の入り方を是非見習いたい。


  • ゴトゥーザ様


    • こんなにブームになるとは思わなかった。

    • 無条件に人を惹きつけるパワーがある作品である。

    • SOS団の活動をしているような気分になれてとても楽しいです。




とまぁ、こんな感じで1時間半弱のトークショーが終了。完全抽選ということで、所謂コアな人達が纏まって参加していないと思われるので、意外と淡々としたイベントの雰囲気だったそうだ。氏曰く、企画シナリオはあるにしてもあまりにもぶっつけ過ぎて3人もかなり戸惑っていたような感じだったとか。3人で楽しくトーク、というよりも司会と3人の間でのやり取り、という感じが否めなかったそうだ。欲を言えば、司会無しでもトークが一人歩きするようなイベントを期待するところだが、綾さん的にはまだまだ経験値不足と言ったところかな。